
シティポップの時代を彩ったイラストレーター鈴木英人が描く豊橋の市電と公会堂。
その鮮やかな世界を映したオリジナル掛紙で包み込んだ限定詰合せです。
●特製ちくわ5本入1袋
●蒲鉾「眞」紅1枚
●蒲鉾「眞」白1枚
●豆ちくわ1袋
●生姜豆1袋
●上揚半3枚入1袋
●山芋かき揚1枚
●極上黄金焼1枚
●わさび漬1袋
●箱入 寸法235×290×60
のし等に対応していません
ファッション、音楽、雑誌、小説…東京の文化に触れ、毎日を夢中で過ごした青春時代。
少し恥ずかしいですが、四十五年前の青春時代を紹介します。慶應義塾に進学し上京したのが一九七八年。楽しいサークルに入って大学生活を謳歌するはずが、体育会に入部。学生服で登校し、汗まみれ泥だらけの日々。妹が翌年東京の大学に進学し、用心棒として都内の良い場所で一緒に暮らすことに。東京育ちの同級生の影響でシティボーイを目指し、月刊誌を買って読みあさりました。「メンクラ」でファッション、「ポパイ」でライフスタイルを勉強。
自然にトラッドスタイルが定着し、チノパンにボタンダウン、紺ジャケットが染みつきました。(今と変わらない?)ミニコンポを奮発し、「スイングジャーナル」で知ったジャズLPをレンタルで借りてカセットに録音。ウォークマンで聴く日々。深夜は「FMステーション」をめくり、パーソナリティの軽妙な話を聞きながら眠る毎日。大人な気分でR&Bの名盤を聴きつつ、夢中で読んだのが角川の「月刊野生時代」。赤い表紙の片岡義男の小説の世界にも憧れて読みふけりました。「ナンクリ」もチェックし、隠れミーハー。そんな私の二十代前半を彩る山下達郎の「RIDE ON TIME」「FOR YOU」「高気圧ガール」。ジャケットを手掛けたのは鈴木英人氏。野生時代やFMステーションの表紙でも、よく目にしていました。

鈴木英人の色鮮やかな世界が豊橋に集結!
青春の記憶を呼び起こす特別展、美術博物館で十一月に開催。

今でも鈴木英人氏のイラストを見ると青春時代の記憶が鮮やかによみがえります。青い空、海、ヤシの木、オープンカーなどロンサムボーイ片岡義男の小説の中のようなイラストは四十五年前のウキウキした気持ちにさせてくれます。そしてなんと、なんと! 『風と光のアート鈴木英人の世界展』が豊橋美術博物館で十一月一日から十一月三十日まで開催されます!鈴木英人氏の祖父が愛知県田原市出身ということで、ご縁が深い豊橋で開催いただけることになりました。そして、豊橋のシティプロモーションの四大コンテンツの中から、手筒花火と路面電車&公会堂の二枚のオリジナル画を制作いただきました。これだけまとまって、鈴木英人の世界観に浸れることはありませんよ。ぜひ、皆さん十一月中に豊橋に遊びに来てください。お帰りには、広小路でんでんにておでんをご堪能ください。
鈴木英人の世界展実行委員長
七代目 佐藤元英